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子どもを預けて働くとき

私に子育てのことを教えてくださった幼稚園の園長先生は、子どもを保育園に預けて先生の仕事を続けたそうです。育児休暇もなく、生後一ヶ月ほどで預けていたそうです。

園長先生は、「お母さんが働く必要がないなら働かずに家事育児をやった方がいい。でも家庭の事情で働けなければいけない時は堂々と働きなさい。」とおっしゃっていました。

「育児は必ずしもお母さんがしなければいけないという事ではありません。信念をもって働いている親であれば、子どもはしっかり育ちます。でも、その場合は、親以外の少なくとも3人の信頼できる人を探して、「うちの子をお願いします」って頭を下げなくちゃいけない。信頼できる人に親子で挨拶にいく事が一番大切な事なのに、それが出来ていない人が多いわね。そして、お世話になった方には折々にお礼をきちんとすること。子どもにもその姿を見せなさい。」
こうおっしゃっていました。

3人の信頼できる人は、近くに祖父母が住んでいる場合はすぐに見つかるかもしれませんが、そうでない場合はなかなか大変です。これは、今まで親自身がどういう人間関係を築いてきたかが問われるところです。人との付き合いを大切にして生きてこなければ、子どもを預けるほどの信頼関係はなかなか築けません。
私の友人が共働きの家庭で、幼い時はご近所のおばちゃんに育てられたという方がいます。友人の祖母と母が何度も頭を下げて子どもをお願いしたそうです。友人は、そのおばちゃんには本当にお世話になったと感謝していました。

「昔は、子どもを預けて働くにはそれなりの覚悟が必要だった。でも今は、様子が変わってきた。保育所に空きがある地域は若い世帯に人気がある。働かないといけないから保育園に行かせるものだったのが、保育所に入れるから働いてみようかな、と思う人たちがどんどん増えていった。そして、保育園を本当に必要としている人が入れなくなっているのよ。」
こんな風に先生はおっしゃって、今の子どもたちを心配されていました。

良い保育園もたくさんありますが、ひどい園もたくさんあるそうです。信じられないような保護者もたくさんいるそうです。
先生の元に、教え子の保育士さんが相談に来ることも多いそうです。現実を受け止めきれずに、保育士をやめてしまう子も多いとおっしゃっていました。

預かってもらって当然、という考えは一度やめたいですね。
大切な我が子の面倒をみてくださるのだから、感謝してお互いに信頼関係を築いていきたいものです。
「まず、保育園や幼稚園。降園後は○○のおばちゃん。おばちゃんがお留守の時は、△△のおばちゃん。」という風に信頼できる預け先があると、子どもも不安になることなくお母さんやお父さんのお迎えを待つことができます。
誰にも頼らずに子育てをするよりも様々な人の手を借りて子育てをする事は、子どもにとっても良い経験になると思います。人とどのように付き合うのか、どんな風に感謝の気持ちを伝えるのか、学ぶ機会になります。

ところで、私の主人は2歳頃から保育園に預けられていたそうです。主人の実家はお金持ちです。主人の母は、肩書き上は主人の父が経営する会社の役員でお給料をもらっていましたが、実際は仕事はしておらず専業主婦でした。
書類上では働いているということで、保育園に入ることができたそうです。

主人とは知り合ってしばらくして、
「自分は子どもの頃に保育園に入れられて、先生が子どもを叩いていてすごく怖かったから保育園が大嫌いだった。でも、ずっと通わされた。みんな保育園に行ってるものだと思ってたら、小学生になってから幼稚園もあるって知って驚いた。だんだん大きくなっていくにつれて、保育園は働いている親が通わされるところだと分かった。自分は行く必要もないところに通わされて、すごく嫌な思いをしたし、そんな事をした親が信じられない。」
と言っていました。

主人はだいぶ歪んだ性格をしています。結婚するまで気づきませんでしたが…。
主人は主人の母が好きではありませんし、バカにしたような態度をとります。保育園に入れた事だけでこんな性格になった訳ではないとは思いますが、主人は子ども時代の事はほとんど覚えていないのに、保育園の頃の事はよく覚えています。

主人の母はいまだに「あの時保育園に預けたのは間違いだったかな。家事育児で手一杯だったから自分もしんどくてね。」と言います。
主人の祖母までも、「あの子が保育園を泣いて嫌がってるのに無理やり連れて行ったのが、可哀想でならん。」とよく言っていました。
私の娘が幼稚園が合わずに年中から転園した時は、「あの子の時ももっと考えてやったら良かった。あなたは転園させてあげて本当に素晴らしい親だと思う。なかなかできん。子どもが泣いて嫌がっても、そこまで考えれんもんよ。」と主人の祖母に褒めていただきました。
主人が30歳を越えても40歳になっても、いまだに忘れられず後悔しているんだな…、と重く受け止めたお話でした。
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テーマ : 子育て
ジャンル : 育児

つばさをもらったライオン ほるぷ出版

つばさをもらったライオン



「つばさをもらったライオン」は、クリストファー・コノヴァー作、遠藤育枝訳の絵本です。
絵が、額に入れて飾られているかのように綺麗です。
絵本が大好きな人は、きっとこの絵本も気にいるだろうな、と思います。

この絵本の前後の見返しのページには、アルファベットとイラストが書かれています。AからZまで、様々な国のお話が描かれています。
例えば、Lは「Little Red Ridinghood」で赤ずきんちゃんのイラストが描かれています。Tは「The Giant Turnip」で大きなかぶです。
そしてUには、「Urashima」で浦島太郎が描かれています。日本のお話も描かれているので、嬉しかったです。
このアルファベットのイラストも素敵なので、見返しのページにも注目です。

私は自分が中学生の頃から猫を飼っていたので、ネコ科の動物が好きです。そのせいで、猫やライオンが出ている絵本が気になってしまいます。
ライオンが出ている作品、たくさんあります。好きな絵本がたくさんあります。












「ジオジオのかんむり」は1978年出版、「ごきげんならいおん」「ラチとらいおん」「アンディとらいおん」の3冊は1960年代に出版されています。昔から読み継がれている絵本です。
「つばさをもらったライオン」と「としょかんライオン」は2007年出版、「ライオンのひみつ」は2014年出版の新しい絵本です。

娘が小学1年生の時に、「つばさをもらったライオン」を買ってあげるととても喜びました。
娘はお話をラキューで再現しようと、翼のあるライオンとふくろうとしろくまを作り、一人でブツブツ言いながら遊んでいました。
娘は好きな絵本に出会うと、画用紙に全ページ見ながら描き写したり、ラキューで自分なりに作ったり、絵本の自己流イラスト集を作ったりして、思う存分絵本の世界を楽しみました。

絵本は楽しむものです。
教材のように子どもに絵本を読ませたり、ひらがなの学習に利用する幼稚園や保育園があるということを耳にしました。
絵本は勉強するための本ではありません。
親から読んでもらい、子どもはお話に夢中になる。それだけでいいのです。
親子で同じ絵本を楽しむことが、親と子の心をつなぎます。絵本を読んでもらう時間は、子どもの成長に欠かせない大事な時間です。
大好きな絵本が見つかったら、絵本の世界を思い切り楽しんでほしいな、と思います。

テーマ : 絵本
ジャンル : 育児

子ども時代の大切さ

子どもたちには辛い時や悲しい時があった時、絶望せずに生きていける人に育っていってほしいです。
人生に悲観した時、その人を支えてくれるのは誰なのでしょう。
家族・友人・同僚・先生・ご近所さんが助けになってくれるかもしれません。
大好きな本や絵本が支えてくれるかもしれません。
映画やテレビ番組などで見た人物の生き方や言葉が力をくれるかもしれません。

どれも大切な存在ですが、一番の支えになるものは「子ども時代の自分」だそうです。
お世話になった園長先生から石井桃子さんの素敵な言葉を教えていただきました。

児童文学者の石井桃子さんの言葉です。
『子どもたちよ 子ども時代をしっかりとたのしんでください。おとなになってから、老人になってから あなたを支えてくれるのは 子ども時代の「あなた」です』
これは、石井桃子さんが98歳の時に書かれた言葉だそうです。

「小さい時に楽しい事・嬉しい事を貯金しておきましょう」と園長先生はおっしゃっていました。
「子どもにとって嬉しい事というのは、本当に些細な事なの。何も旅行に連れていかなくちゃ、動物園に行かなくちゃって思わなくていいのよ。特別な事をしてやる必要はないのよ。」と教えて下さいました。
親子で公園で一緒に遊んだり、一緒におにぎりを作ったりする事でも子どもは嬉しいものです。
日々の料理でも、バイキング形式のご飯を用意したり、盛り付け変えてみたりすると、子どもは喜びます。
大切なのは、言葉です。日々の生活の中に、楽しい語りかけ・嬉しい語りかけ・美しくやさしい言葉での語りかけがあることを、子どもは心から望んでいるでしょう。

家族との関係しっかりと築くことができれば、子どもは自信をもって外の世界に飛び出して行くことができます。そして、学校や社会で生き抜いていかなければなりません。学校や社会で大事なのは、人間関係です。コミュニケーションが円滑にできるかどうかは人生を左右します。
言葉を大切にしない人は、相手がその言葉によってどれだけ傷つくか・苦しむかを考えることができません。子ども時代から、周りの大人にゆっくりと話を聞いてもらい、優しく語りかけてもらっていれば、言葉を大切にします。相手に自分の思いを言葉で伝えること。人間関係を築く上で最も大切な事だと思います。人は助け合って生きていきます。良い人間関係を築く事ができる人は、辛い時・悲しい時、支え合って乗り越えていくことができると思います。

私がお世話になっている本屋のUさんは、こんな事を言っていました。
「どんなに壁にぶちあたっても、乗り越える方法を考えられる子に育てなくちゃいけない。1から100まで試したけど、ダメだった。じゃあ次は(あ)から(ん)までやる。それでもダメなら、AからZ、それでもダメなら(いろはにほへと)、それでだめなら…と考えていかなくちゃいけない。それができるようになるかは、子ども時代どんな遊びをしてきたかってこと。画面を見てピコピコやってるだけじゃだめ。実際にやってみて、指先に触れる感覚を感じなくちゃ。五感をフル活用して、遊ばなくちゃ。」

子どもたちを取り巻く環境は昔と比べると随分変わりました。けれど、子どもたちにとって何が大切か、という事はこれから先もずっと変わらないと思います。
子どもが子どもでいる時間は本当に短いです。あっという間に大人になります。この短い子ども時代が、多くの子どもにとって生涯の支えになるものになってほしい、と願います。

テーマ : 育児のコツ
ジャンル : 育児

LaQ(ラキュー) ヨシリツ

ラキューは日本製のおもちゃです。ヨシリツ、という日本の会社のおもちゃです。
対象年齢は5歳からです。大人も楽しめます。ずっと楽しめるおもちゃです。
我が家では、大人よりも子どもの方が上手に好きな作品を作りました。私は作品例の作り方を見ながら作る事は出来るのですが、「こういう風に自分なりに作ってみよう。」というのは苦手でした。娘も息子も発想が柔軟で、慣れてくると絵本に出てくる人や動物を再現したりと自由に作品を作って遊びました。そんな子どもの様子を見て、感心しました。
ラキューは右脳と左脳を上手に刺激するおもちゃだそうです。

我が家のおもちゃで何年にもわたって人気のものはいろいろありますが、特に気に入ったものをあげるとすると、レゴ・パターンブロック・そしてラキューです。
「レゴかラキューか、どちらを買おうかな」と迷ったことがありましたが、結局どちらも買ってしまいました。レゴにもラキューにもそれぞれに面白いところがあるので、買って良かったと思っています。娘も息子もどちらでも遊びます。
娘は「ラキューの方が自分の思った通りに作れるから好きだけど、レゴも好き。」と言っていました。息子はレゴの人形を使って遊ぶのが好きでした。よく、ラキューで独特な乗り物を作ってレゴの人形を乗せて遊んでいました。

レゴもラキューも、数がないと遊びが広がりません。1セットから始めて、少しずつ買い足していく事をお勧めします。数を増やさないでいると、子どもは飽きてしまって使わなくなるのではないかな、思います。数が増えると、作れるものが増えて、アイディアが浮かんできます。

ラキュー(LaQ)ボーナスセット2016(Bonus Set 2016)

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おすすめなのが、ラキューボーナスセットです↑数量限定で、毎年11月に発売されています。
馴染みのおもちゃ屋さんによると、ボーナスセット2016は通常の商品に比べて1900円ほどお得な価格だそうです。
作り方の本がついていてすぐに作品を作ることができるので、ラキューを初めて購入する方にもおすすめのセットです。
ラキューボーナスセット2016は、ハマクロンパーツも入っていて、とてもお買い得だと思います。
ハマクロンパーツとは、下の二つの画像のパーツの事です。

ラキュー (LaQ) フリースタイル (FreeStyle) ハマクロンパーツ

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ラキュー (LaQ) フリースタイル (FreeStyle) ハマクロンミニパーツ

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この↑ハマクロンパーツが、ラキューボーナスセット2016には、30ピースも入っています!見ての通り、単品で購入するとそれだけで高いので、お買い得だと思います。
ハマクロンパーツは、タイヤになるだけでなくて、人や動物を作った際に「目」に使うことができるので必須アイテムだと思います。特にミニパーツのハマクロンの方が、目として使いやすいパーツです。

2015年のボーナスセットにはクリアパーツが入っていて、それがすごく嬉しかったのですが、ラキューボーナスセット2016にはそのクリアパーツも入っています。
透明なパーツは綺麗なので、娘も息子も気に入っていました。猫の目にしたり、車の窓に使ったりして楽しみました。クリアパーツは4色あります。

我が家にはラキューボーナスセットは5セットあります。私の両親からのクリスマスプレゼントとして贈ってもらったり、私が購入したりしました。他にも、パーツだけ買い足したり、恐竜が作れるキットを買ったり、スイートコレクション(下の画像の商品)を買ったりしました。ラキューを買って、「勿体なかったなぁ」と思った事はないです。

ラキュー (LaQ) スイートコレクション (SweetCollection) ドリームズ

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こんな本もたくさん出ています↓付属の作り方の本に飽きてきたら、こういう本もオススメです。

かわいい!LaQ―LaQ公式ガイドブック (別冊パズラー)

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↓このシリーズの本には、少しですがおまけでラキューがついています。作品例も多く、内容も分かりやすくて良いです。

LaQエントリーブック: はじめてでも つくれる! (ワンダーライフスペシャル)

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クリスマスプレゼントを選ぶ時期になりました。携帯型ゲーム機やテレビゲームのソフトではなく、指先を使って実体験として遊べるおもちゃが選ばれるといいなぁと思います。中学生や高校生も、ラキューは意外と喜ばれると思います。ハマります。ラキューのコンテストも行われていて、12歳以下のジュニアの部と13歳以上の一般の部にわかれています。受賞作品の完成度は驚くべきものです。コンテストの年齢分けを見ての通り、中学生以上のプレゼントとしても、ラキュー、おすすめです!

テーマ : おすすめ商品
ジャンル : 育児

思うだけでは伝わらない

家族のような近い関係の者が一緒にいる時、言葉を多く語らなくて気持ちが通じ合います。
言葉を使わなくても、相手の言いたい事やしてほしがっている事が分かります。

特に親子関係だとそうでしょう。お母さんは、子どもが言葉を話す前から子どもと通じ合っています。「今、眠たいんだな。」「おなか空いてるんだな。」と親は子どもの様子を見て考えながら、子育てしていきます。
そうして子育てしているうちに、無意識のうちに親は「子どもは今こんな状態に違いない。」とか「子どもはこうしてほしがっているに違いない。」と考えてしまいます。それは、時に間違っていることがあります。
子育ては、子どもの成長とともに変化させなければいけません。以心伝心で分かり合えると思い込まず、言葉でしっかり伝える事を意識する必要があると思います。

例えば、夕食が麻婆豆腐だとして、一番小さな子には豆板醤を入れずに作ってから、大人の分は辛く仕上げたとします。一番小さな子には料理を出す際に、その事をきちんと伝えなければいけません。「あなたは辛いのがまだ食べられないから、甘めに作ったのよ。」と言葉で言いましょう。子どもは、「お母さんは自分のためにこんな風にしてくれているのだなぁ。」とはっきりと分かります。

スープを出す時、「お父さんは熱いのが好きだからね。」「お姉ちゃんは冷ましてからじゃないとなかなか飲めないから早めについで冷ましておいたよ。」などそれぞれの人への気遣いがある事を声に出して伝えましょう。小さい子どもが飲まないコーヒーをいれる際も、「あの人はいつもブラックね。」「あの人はミルクだけ。」など、好みの違いを分かって出してあげると喜ばれることを教えてあげましょう。

子どもの朝の準備が遅い時、黙って手伝うのではなく、「今日はお母さんが食器の後片付けはするから、置いておいて。あなたは◯◯しなさい。」と言いましょう。子どもが自分で自分の洗濯物を畳む余裕がない時は、「今日はお母さんが畳んでおいたよ。」と言います。生活の中の細かな事ですが、伝えていってほしいです。

私に子育ての事を教えてくれた園長先生は「子どもには恩着せがましく言うくらいがいいのよ。」とおっしゃっていました。そうすると、「お母さんは僕のためにここまで考えてくれてるんだ。」「お母さんは私が食べやすいようにしてくれてるんだ。」と子どもにすんなりと伝わるそうです。
黙って何でもあれこれやっていると、子どもはやってもらって当然だと思うようになります。
子どもの為と思ってしてきたことを、「してもらって当然だ」という態度をとられては、腹が立ちますね。言葉で伝えることで、当たり前ではないことが子どもに分かると思います。

また、「あなたは私にとってとても大切な人だ」という気持ちもきちんと言葉で伝えていってほしいです。普段言わなくても、一緒に生活していれば、そんなこと当然に分かり合えているだろうと思いがちです。
けれど、意外と分からないものです。
私は、そういう言葉を掛け合うことのない家庭で育ちました。私は兄に「いつも分からない事を教えてくれてありがとう。」という感謝の気持ちや、「辛い時力になるよ。大切に思っているよ。」という気持ちを常に心の中では思っていました。何かの折に「ありがとう」は言うものの言葉足らずでした。兄が亡くなってから、「どうして声に出して、兄に伝えなかったのだろう。」と後悔しました。亡くなってから、兄へ伝えたかった思いを手紙に書いて棺おけに入れました。それでは遅いですね。生前に真剣な思いを話しておけば何かが違ったかもしれません。

思ってるだけでは十分ではありません。大切な人には必ず言葉で思いを伝えてください。

テーマ : 子育て
ジャンル : 育児

ふゆじたくのおみせ 福音館書店

ふゆじたくのおみせ―おおきなクマさんとちいさなヤマネくん (日本傑作絵本シリーズ)



「おおきなクマさんとちいさなヤマネくん ふゆじたくのおみせ」は、ふくざわゆみこさんの絵本です。「おおきなクマさんとちいさなヤマネくん」はシリーズで出版されていて、一作目は「もりいちばんのおともだち」です。
読んであげるなら4才から、じぶんで読むなら小学校初級向き、と裏表紙に書いてあります。

じぶんで読むなら…の参考年齢は、子ども自身が「自分で本を読みたい!」と思った場合だと思います。お母さんが、「あなたはもう小学生なんだから、これくらい自分で読みなさい。」なんて事は決して言ってはいけません。小学生低学年はまだまだ絵本も児童書も読んでもらいたい年齢です。
園長先生や定期購読している本屋のUさんから、本を一人で読めるようになる目安は10才だと教えてもらいました。本を一人で読めるようになるということは、心が自立したという意味なんだそうです。一人で本を楽しめるようになるという事は、子どもが一つ成長したという事です。その時親は、子どもの心の自立を喜びましょう。「まだお母さんが読んであげるよ」と子どもの成長を引き止めないように気をつけて下さい。
10才は目安です。「読んでもらいたい子どもには、中学生にだって読んであげたらいいんです。」とUさんはおっしゃっていました。一人一人の読書歴も違うので、本の独り立ちには個人差があるそうです。

「ふゆじたくのおみせ」にでてくるクマさんとヤマネくんは、お互いを思いやっていて素敵なふたりです。もりのおともだちも温かいです。
ふゆじたくのお店が開店した時は、紅葉がきれいな森でしたが、日に日に葉が落ちていきます。最後にはすっかり葉を落とした木が残ります。季節が移り変わり、日々寒さが増していく中での心温まるお話。娘が大好きな絵本でした。

クマさんとヤマネくんは、お互いにプレゼントを贈りました。久しぶりにこのお話を読んで、園長先生の家計簿のつけ方のお話を思い出しました。先生は、「働いて得たお金だからといって、全部自分のものだと思ってはいけない。誰かに感謝の気持ちをこめて使うお金や困っている人のために使うお金を、必ず予算に入れて下さい。」とおっしゃいました。
「自分が得たものだから、全部自分のもの。自分が使って当然だ。」という考えで生活を送ると心が貧しくなると教えられました。傲慢になるそうです。誰かのために使うお金を残しておく事、親がそういうお金の使い方をしている事は、子どもが小学生中学年くらいになった時に教えてあげましょう。人は、助け合いながらお互いに感謝しながら生きていくものだという事が、だんだんと子どもに伝わると思います。

テーマ : 絵本
ジャンル : 育児

私の子育て環境

私の子育て環境は、良いとは言えない家庭でした。夫婦円満な家庭でありませんでした。
子育てする上で、理解ある優しい祖父母がいたり、協力的な夫がいたり、何でも話せる親友がいたりすれば、きっと心強いし安心して生活できるでしょう。でも、そんな素敵な家庭ばかりとは限りません。どんな状況でも、這いつくばってでも、子どもを育てていかなくてはいけません。
理想的な家庭でなくても、環境でなくても、母親が子どもの基地となって守ってあげればきっと子どもは健やかに育つでしょう。母親の元にいれば、子どもが心から安心することができる。そんな親子の信頼関係が築けていれば、子どもは逆境もはねのけて大きく成長していくことができると思います。

娘が小学校1年生、息子が3歳の時に悲しくて辛い出来事が重なりました。私の兄は自殺しました。悲しみで家事も手につかないほどでしたが、主人は理解してくれませんでした。「夕食、手抜いてるなんでなん?おかしいわ」と兄が亡くなってからひと月も経たないうちに私に言いました。主人の妹はとても優しい子で、兄の死後初めて会った時に、「だいじょうぶ?心配しているよ…」と声を掛けてくれました。その言葉は、私が兄の事で落ち込んでいる事を心配してかけてくれたからなのですが、主人は「妹はなんでお前の事心配していたのか?」と意味がわからないという風に話していました。

兄の死から一月半経ったある日、主人が子どもと話をする時に子どもの顔を見ずに携帯電話だけを見ていることを注意しました。すると、主人は激怒して、「離婚する」と言い出しました。私の事を、「人間じゃない」「育ちが悪すぎる」「人としておかしい」と罵りました。毎日がとても苦しくて、兄の死で悲しんでいる両親や姉には言い出しにくかったのですが、私は姉に助けを求めました。そして姉がDV相談所などに電話を掛けて私の状況を説明してくれたりして、私が今までの結婚生活で精神的暴力にあっていたのだという事が分かりました。その後両親にも話をしました。両親は「離婚するならすればいい。お金の心配ならしなくていい。」と言ってくれて、私は安心する事ができました。

主人は当初、「お前が家を出て行け」と私を追い出そうとしました。けれど、私は家をどうしても出て行きたくなかったので、拒否し続けました。私の実家は遠いので、実家に帰れば娘は転校しなければならないし、小学校に入学したての娘に負担をかけたくなかったからです。また、ご近所さんは良い方ばかりで、友達にも恵まれていたので、この土地を離れたくない思いが強かったのです。近所の賃貸住宅を探しながら、主人の様子をみる事にしました。
すると主人は、「お前が出て行かないのなら、俺が出て行く。この家に住みたいなら住めばいい。」と言い出して、私はホッとしました。『あぁ、これからは自由になれる。気を使わずに生きていける!』と嬉しい気持ちになりました。それからは、「いつでも出て行きたいのならどうぞご自由に」と思いながら生活しました。長年精神的暴力を受けてきたので、主人目の前にすると怯えてしまうのですが、主人がいない時は私の気が強くなってきました。
「まず離れる事が大切だ」とDV相談所の方に教えられました。避難所に住む事を勧められたのですが、それはしませんでした。主人が家にいる時間は自室で過ごしました。当時、主人は帰りが遅かったので、夜は子供たちと先に寝ることにしました。おかげで同じ家にいるのに、ほぼ顔を合わすことなく生活することができました。

こうやって、主人と顔を合わさないように生活するうちに、私は主人から細かな事で怒られる事がなくなって、私自身がとても楽になりました。
それまでの主人は、「仕事で使うから月の後半の新聞とっといて」と言ってきて、私が「後半って20日くらいから?」と聞くと、「そんなん俺にも分からんわ!」と本気で怒り出す事がありました。また、主人が「仕事でこんな大変な事があった。伊藤さんが…………」と後半の部分が声が小さくて聞き取れない時に、「伊藤さんが何て?」と聞き返すと、「もうお前には話さん。つまらん奴だ。」と怒り出したりする事がとても多かったのです。こういう会話を繰り返すうちに、私は主人が話しかけてきた時にどう返したらいいのか分からなくなっていました。

主人と極力関わらないように生活するうちに、「結婚前から上の子が小さな頃まであんなに優しかった主人はもう死んだんだな」と仲が良かった頃の主人はもういなくなった事を受け入れました。私は、主人も亡くなったのだと思うようになりました。

主人が家を出る日を決めて、「この日に出て行くからな!」と宣言していたので、私は覚悟していました。私の気持ちは楽になるけれど、子どもたちは辛いだろうなと心配でした。
けれど、期日が過ぎても主人は出て行きませんでした。主人が出て行くの待つ日が続きました。ある日、「お前はこれからのことどう思ってるん?何にも言わんから分からん。俺が出て行ってもいいのか」と主人が話しかけてきました。私は、「あなたが私と一緒にいるのがどうしても嫌で出て行きたがっているんだから、出て行ってもしょうがないと思ってる。」と言いました。主人は「ふぅん。」と返事しましたが、その次の日「やっぱ出て行くのやめるわ。子どももおるしな」と言いました。
結局主人は家を出て行きませんでした。

私は主人が出て行くこと期待していたのですが、「出て行かない」と言われた時は何故だかホッとしてしまいました。
それ以降も、やっぱり主人からひどい事を言われる事は相変わらずありました。

変わったのは私の気持ちでした。私を守ろうとしてくれた人、私の助けになろうとしてくれた人がたくさんいました。遠くに住む友人は、いつもはメールでのやりとりばかりなのに、電話をかけてくれたり、手紙を書いてくれたりして、私を気遣ってくれました。お世話になっている園長先生は、私をご自宅に招いてくれて親身になって話を聞いてくれて、私の良いところをたくさんあげて褒めて下さいました。たくさんの人たちに温かい言葉をかけてもらったり、励ましてもらったりして、言葉が人の心を生かすものだという事が分かりました。

人は生きる力を言葉からもらっているのだと思います。幼い頃から良い言葉を声に出してたくさん話すこと。家族や友人とたくさんおしゃべりをして、言葉をたくさん聞くこと。そういう経験を積み重ねていくと、辛い時や苦しい時に、その言葉を思い出して勇気がでたり希望をもてたりするのだと思います。人とのつながりは、自分でも思いがけない時に大きな助けになります。

私は兄は亡くなって、両親も親として素晴らしい人とはとても言えないような人でしたし、姉は両親と不仲。主人からは精神的暴力を受けていました。だからこそ、今から育っていく子どもたちが幸せを感じながら生きていけるようになることを心から願います。兄のように悲しい人生を歩まないように、私の両親のようにあとで自分の子育てを後悔して苦しまないように、姉のように両親を信頼できない大人にならないように、主人のように人に共感することができない大人にならないように…。きっと、子育てのやり方一つで日本の将来は変わると思います。親も子も自分勝手な人がたくさんいます。教師もわいせつ行為や暴力で問題になったり、学校ではいじめ問題も深刻です。改善されるどころか、どんどん悪い方向に進んでいるような気がしてなりません。子どもを育てるためにまず親を教育することが、とても大切なことだと思います。

テーマ : 子育て
ジャンル : 育児

パターンブロック アントンシーマー社

ANTON SCHIMMER(アントン・シーマー) 木の構成遊び ASパターンブロック AS0659

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パターンブロックは、とても良いおもちゃです。これで遊ばずに幼少期を終えるのはもったいない気がするくらい、素敵なおもちゃです。いつでも使えるように蓋のないかごなどに入れて、子どもに見えるところに置いておいてほしいおもちゃです。
私が買ったものは、ANTON SCHIMMER(アントンシーマー)社のドイツ製のパターンブロックです。
他のメーカーのものもあるそうですが、当時の私はアントンシーマー社のものしか知りませんでした。

我が家のパターンブロックはバケツ入りで購入しましたが、今は違うパッケージになっているそうです。
250ピース入りのものと、ハーフサイズにものが売られているそうです。以前はハーフサイズはなかったような気がします。
ハーフサイズだと、足りなくなると思います。おすすめは250ピースのサイズです。

算数の教材として購入される方もいるそうですね!私は算数への意識は全くなく購入したので、「え?このおもちゃが教材?」と驚きました。
我が家のパターンブロックのバケツに、「パターンブロックとは?」という説明が書いてありますので、転載します。

『アメリカやヨーロッパで盛んなHands/On/Learning(活動をとおして学ぶ)の最も代表的な教材です。
それぞれの基本となる辺の長さがどれも2.5cmの倍数、角度はどれも30度の倍数。だから、緑の正三角形が二つで青のひし形が、赤の台形二つで黄色の六角形ができたりと、図形の合成・分解が簡単にできます。
遊び方を通して、形の構成・算数的な考え方が身につきます。』

遊びを通して図形の感覚を学んでいきます。子どもはパターンブロックで遊ぶだけですが、こういう幼児期の遊びが小学校での図形の勉強の土台となります。

このアントンシーマーのブロックは発色が綺麗です。色味が素敵なので、並べるととても綺麗なモザイク模様が完成します。一辺の長さが同じなので、簡単に作ることができます。綺麗に並べるためには、微調整が必要です。「あとちょっと動かしたい」という時の、指の動かし方や力加減を自然と学ぶことができます。ボタンで遊ぶおもちゃが増えている中で、ちょうど良い加減を考える機会が減ってきているそうです。

子どもの成長を感じられるのも、このおもちゃの面白いところです。
いつのお世話になっているおもちゃ屋さんでこのおもちゃを購入した時、娘5歳・息子1歳でした。娘は購入してすぐに、規則正しく並べて綺麗な模様をたくさん作り始めました。息子は1歳なので使えませんでした。
おもちゃ屋のSさんは、「息子が使い出したら、最初は色を分けることからはじめると思うよ。成長の様子がよく分かるおもちゃだから楽しいよ。」と言いました。そして、息子が2歳後半くらいの時、Sさんのいう通り色を分けて遊びだしました。緑色だけを集めてみたり、黄色だけを集めてみたり。
そして次は、緑色のブロックだけでなんとなく並べ始めました。色はその日の気分のようでしたが、息子は緑色と黄色が好きな様子でした。
大雑把に並べるだけでは物足りなくなってきたのか、次は隙間なく綺麗に並べることに挑戦し始めました。色も沢山使いたくなってきて鮮やなものに変化していきました。遊び方が少しづつ成長していくのが、一目瞭然でした。パターンブックが一冊付いているのですが、そのブックの上にブロックを並べて蛇や帽子や鳥などの形を作ることも出来るようになっていきました。最初は線からはみ出して作っていましたが、4歳頃には完璧に並べられるようになっていました。

パターンブロックで遊んでいるうちに、最初は色分けをするだけだった子が複雑な模様を完成できるようになります。並べるととても綺麗なので、「自分1人でこんなに綺麗なものが作ることができた!」と自信がつきます。親は「きれいにできたね」「おもしろいこと考えたね!」と子どもをたくさん褒めることができます。それがまた子どもの自信になるでしょう。
パターンブロックの中で、私は「ベージュの細いブロックとオレンジの四角のブロックの扱い方が難しいな」と感じていました。特にベージュのブロックを使うと収まりが悪くなるので、私はあまり使わなかったのです。けれど、息子はそのベージュのブロックを上手に使って組み合わせて、私には思い付かなかった並びを考えて作っていました。子どもの自由で柔軟なやり方に、新しい発見がありました。

並べるだけでなくて、お城のような立体を作ることもできます。ままごとの材料になってレタスやチーズになることもありました。六角形の黄色はドミノになることもありました。
アイディア次第で何にでも使う事ができます。クリスマスプレゼントにもおすすめです!

パターンブロックでどんな形ができるのか、参考になる本です↓

パターンブロックタスクカード基本50選

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構成力をのばすパターンブロックタスクカード

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私は新しい形を思いつく事がほとんどできなかったので、本は参考になりました。子どもたちは、何も見ずに自由に遊びました。パターンブロックで何をしたら分からない場合は、こんな本を見せてあげるとヒントになってアイディアが広がると思います。

テーマ : おすすめ商品
ジャンル : 育児

クラウン Ravensburgerのカードゲーム

Ravensburger クラウン

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クラウンはカードゲームです。ドイツの会社、Ravensburger(ラベンスバーガー)が販売している商品です。
対象年齢は、4歳から8歳。人数が2人から6人で遊びます。
実際は、3歳くらいから遊べますし、8歳を過ぎても楽しんでいました。

ルールはとても簡単です。サイコロを振って、ピエロを完成させていくゲームです。
下の写真のように、ピエロが出来ていきます。

Ravensburger クラウン



ゲームを始める前に、カードの左上に数字が書いてあるので、数字ごとに分けます。
1のカードは靴、2・3・4…と数字が増えるごとに体の上の部分のカードになっていきます。
7のカードになると顔、8のカードが帽子です。

カードを分けたら、ゲーム開始です!
まず数字が1のカードをみんなの前に出します。そして、順番にサイコロを振って、出た目と同じ目のカードをもらいます。カードの右上にサイコロの目の絵が描かれているので、ゲームが始まったらカードの右上に注目してください。

1のカードを1人一枚ずつ選び終わったら、2のカードに進みます。
2のカードも1のカードと同じ要領で、サイコロを振って選びます。
8のカードまで順に続けておしまいです。帽子をかぶせて完成です!

そして、完成したピエロがどんなものかを見て、みんなで楽しみます!
ボロボロの靴を履いてたり、太鼓のバチがハリセンだったり、ボタンがたくさんの服になったり。
すごく背が高いピエロになったり、逆にすごく背が低くできたりするのもおもしろい所です。
「えー、お母さんのピエロ体大きいのに顔小さすぎ!」「ねずみの帽子欲しかったー!」「僕のピエロが一番大きいね。」「かわいいのは私のでしょ。」カードを比べて、子供たち大笑いでした。
娘は毎回、ねずみの帽子を狙っていました。ぺちゃんこの帽子になるとがっかりしていました。

すごく盛り上がります!
ほのぼのとした遊びで、会話も弾みます。
勝ち負けがないので、年齢差があるメンバーで遊ぶ時にとても良いです。
娘と息子、祖父母のメンバーでも、「クラウン」で何度も遊びました。ルールが簡単なので、すぐに覚えられるし、勝ち負けもないゲームなので気楽です。短い時間でできるので、小さい子でも途中で飽きてしまうことはないでしょう。

勝ち負けがないといっても、ピエロの大きさなどでだんだんと競い合ったりするようになります。ゲームに勝ち負けがあることは大切なことなので、「クラウン」でちょっとした悔しさを味わうのは良いと思います。成長に合わせてゲームを選ぶことで、楽しさを感じながら負ける悔しさや勝つ喜びも味わっていくでしょう。「クラウン」は、カードゲームの導入としておすすめです!
馴染みのおもちゃ屋さんから聞いたのですが、時間がかかり過ぎたりルールが難しいと、負けた時になかなか立ち直れない子どもがいるそうです。「家族でゲームをする場合は、1番年下の子に合わせたゲームを選んであげて」と、アドバイスしてもらいました。

「子ども時代、特に幼稚園時代に負ける経験をいっぱいさせてあげて。」とお世話になった園長先生が話していました。「自分は強い、負けない」「私はすごくかわいい」など、自分は特別だと思い込んでいる子どもが増えているそうです。自分よりも強い人がいること、自分だけが1番じゃないこと、自分の思い通りにいかないことがあること。こういう事を小さい頃から分からせるためにも、負ける経験が必要だそうです。負ける経験をせずに、小学生中学生高校生になって負けを味わうと、やる気がなくなってしまう子が多いそうです。どんな状況におかれても努力できる人に成長するには、幼い頃の負ける経験が大切だ、という事を園長先生に教えてもらいました。

テーマ : おすすめ商品
ジャンル : 育児

いろいろないちにち 文化出版局

いろいろないちにち



「いろいろないちにち」は、中村まさあきさんの絵本です。
ほぼ字はありません。「ごぜん にじ」「ごぜん よじ」「ごぜん ろくじ」…と2時間おきの町の風景が描かれています。

絵を見れば見る程、新しい発見があります。小さい子でも楽しめます。
この絵本は、じっくりじっくり見てほしいです。見れば見る程好きになります。
ページを行ったり来たりしながら楽しんで下さい。
「この時間はまだおねしょは乾いてないね。」「この人夜更かししてるよ!」「レストランの猫、この時間はここにいる!」など、おもしろい事をたくさん見つけることができます。
パラパラっとページをめくって終わりでは、「いろいろないちにち」の本当の面白さはわかりません!

絵本の最後に、「ありそうな町 あとがきに代えて」と大人向けのページがありますが、このページの内容も子どもに教えてあげてほしいです。「いろいろないちにち」に出てくる一部の人の家族構成や仕事の事、どんな性格か…などのちょっとした物語が書いてあります。「あとがきに代えて」を読むと一層楽しくなります。

「いろいろないちにち」に登場するたくさんの人の物語を考えてみるのも楽しい遊びです。
私に子育てのことをたくさん教えてくださった幼稚園の園長先生は、「ものにはそれぞれ物語があり、それを感じることが大切なのよ。」とおっしゃっていました。
今の時代、分からないことはインターネットで調べることが多くなりました。自己完結してしまうことがほとんどです。
そんな時代の流れを懸念して、園長先生がこんな話をしてくれました。
「昔は、これはどうやって使うのかな?お母さんはこんな風にするって言ってたな。お父さんはこうしてた。おじさんはちょっと違ってたかな?って一つのものを色んな角度から見ていたのよ。そしてそのもの自体に物語が生まれていたのよ。例えば車のハンドルでも、電話の受話器でも、一つ一つに一人一人違う物語があったの。自分が使う時、その物語を思い出して、大切に使うことができたのよ。そういう物語を感じることができると、人にも思いやりをもって接することができるようになるの。」
人に道を尋ねたり、物の使い方を聞いたり、反対に聞かれたりする経験が少なくなってきました。スマホ一つ持ち歩いていれば、一人で解決できてしまいます。そういう生活の中では物語が生まれにくくなります。

分からない事がある時、「ネットで調べよう。」と簡単に済ませようとします。私もそうしてしまう事がよくあります。そうすることで、誰かに聞いたり、図書館で調べたりする手間を省略してしまっています。子どもの立場になってみると、「お母さんは分からないことをこうやって人に尋ねて教えてもらっているな。」「こんな本を読んで調べるんだなぁ。」と、身近な人の行ないを見て考える機会がなくなっています。残念な事だと思います。ネットはすぐに調べる事ができて便利ですが、手間がかかり面倒だと思えるような経験こそ、子ども時代にたくさんさせてあげたいと思います。

無駄だと思える時間の中で物語が生まれて、将来何かの形で生きてくるのではないかな、と思います!

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ジャンル : 育児

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上田

Author:上田
子育てについて考えます。
「子育ては楽してできるものじゃない。
必死に、真剣に、命がけでやりなさい。」
娘が幼稚園の時に、園長先生から教えられました。
先生に支えながらの子育てを思い出しながらブログに綴ります。

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